どーも。堀内です。

年末年始を含めて、古くからの友人と会話したり、様々な人の投稿を見る機会が有りました。

その中でも前職時代の「他責NG」という行動指針について考える機会があったので、ブログにしようと思います。

「他責NG」というのは自分を成長させるためにとても良い考え方だと思いますし、問題解決をしなければいけない状況下ではとても有効な考え方でした。 今でも自分の中には残っていますし、クラベスの「ゴールから考える」は、この「他責NG」の要素の一部を含んでいます。

“ゴールから考える”をCLAVESのVALUEに “ゴールから考える”をCLAVESのVALUEに

まず、その解説から。 他責NGというのは、自分以外の状況を、全て所与の条件として考え、「◯◯のせいでできない」を排除した考え方です。

周りの「〇〇のせい」のような内容を、仕方ないものとして受け入れ、「その状態で何ができるか、自分で何ができるかを考える」ためのフレームワークだと思ってください。

「ゴールから考える」には、ゴールから考えた場合に、他の要素に邪魔されることは当然あることなので、その状態を受け入れて、現実的な方法、ゴールまでの道のりを考える、という要素が含まれています。 「◯◯のせいでできません」という発言は、「ゴールから考えたら、別の方法ないの?」という返答が待っていると思ってください。

他責をすると、簡単に物事を諦めることができますし、自分で自分を納得させやすくなります。言い方を変えると「言い訳をする」に近いと思いますが、「言い訳しないでやれる方法を考える」というとわかりやすいでしょうか?

やりすぎると、全部が自分のせいになってしまうので、バランスが非常に大事になります。 自分の感覚ではありますが、前職時代に「他責NG」を突き詰めてしまうと、疲れきってしまうメンバーを見てきました。

自分のチームはコンサルタントだったので、そこまで思いつめないように会話で誘導していましたし、どうしてもお客様都合、エンジニア都合があるから仕方ないよ、って言うラインを決めてあげることができていたと思います。

しかし、エンジニアについては、真面目で良いエンジニアほどリスクがあるんじゃないかと感じていました。体力があったり、リフレッシュ方法を確立できていた人は強かったんじゃないかなと思います。

自分を成長させるためにとても良いフレームワークなのですが、自分を傷つけてしまう”諸刃の剣”であることを認識する必要があります。

例えば週末なども考えを持ち越さないとか、会社が残業するなって言うから一旦忘れようとか、 どこかでメリハリをつけると良いと思っています。 業務中や取り組む姿勢として、「他責NG」の精神で仕事や様々なことに取り組めると、大きな成長が見込めるので、試してみてください。

で、いったんはその日だけに切り替えてください。 水中に潜る時に息を止めるのと同じ感覚です。

ぷはぁ〜、と息を吸いに戻ってください。 寝るときはぜひしっかり休んでください。

"他責NG"との良い付き合い方を模索してみてはいかがでしょうか?

ダイエットできない!禁煙できない!読みたい本が読めていないんだ〜!っていうのは他責NGして良いと思います。笑

ではまた。

20240126 堀内文雄(英語の夢を見れると、異国にいるなぁと実感できますね。)

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